以前公開した記事で「テレアポについて10のコツ」を解説しましたが、
仕事とはいえテレアポはストレスが大きいため「きつい」と感じる人も多いと思います!
今回の記事は「テレアポきつい!」と感じた時の対処法を5つ解説します!
筆者は、本業と副業合わせて10年以上営業をやってきました。
法人個人合わせてテレアポ50,000件以上はやっていますし、きっと読者の皆さんの参考になると思います!
では目次をどうぞ。
なぜテレアポはきついのか?
テレアポはやったことが無い人でも「きつい仕事」というイメージがあると思います!
まずは、なぜテレアポがきついのか理由を解説します!
【理由1】単純作業の繰り返しだから
テレアポは扱う商材・業界にも依りますが、
基本的に断られることが多いので、1回の電話が1~2分で終了します。
架電→商品説明→断られる→架電→商品説明→断られる…
を延々と繰り返しているので、1日数百件と電話することになります。
ずっと同じ姿勢で単純作業化してしまうので疲労が溜まります。
同じ作業の繰り返しが好きではない人は苦痛に感じるでしょう。
【理由2】ノルマがあるから
テレアポはただひたすら架電しても結果が出ません。
やはり各人が工夫して取り組むことで成果が表れるので、
コール数やアポ数などにノルマが設定されていることが多いです。
このノルマが達成できずに「きつい」と感じることも少なくないでしょう。
【理由3】断られることが多いから
テレアポは殆どが断られるので、1件もアポが取れなかったなんて日もザラにあります。
アポが取れたら努力が報われた気がするのですが、そこまでの道のりが遠くて「きつい」と感じる人も多いと思います。
【理由4】ずっと声を出しているから
営業はヒアリングが大切だと言われてはいますが、
テレアポはこちらから発信しているので、
会社紹介・商品紹介・自己紹介など
ある程度こちらから話す必要はあります。
それを何百回も繰り返すので、声が枯れてくる人もいます。
乾燥する時期などは特にきついので喉の手入れはしっかりと行う必要があります。
テレアポがきつくない人の特徴
テレアポがきつい理由を書きましたが、
それでも「きつい」と感じない人も中にはいます。
そのような人の特徴を解説します!
【特徴1】会話がするのが好きな人
交友関係が広く沢山の人と会話してきた人は、割とテレアポはきつくないと言う傾向があります。
初めての人でも緊張せずに話せる人はテレアポも続けられると思います!
【特徴2】目標達成意欲が高い人
テレアポはノルマを達成するとインセンティブが発生することもあります。
受注1件で数万円貰える完全歩合制のテレアポもあります。
目標を達成してモチベーションが上がる人はテレアポ営業が向いていると思います。
【特徴3】ポジティブ思考の人
テレアポして断られてしまったときにポジティブに考えられると続けやすいです。
例えば、ガチャ切りされた時に、普通だったら落ち込む人が多いと思いますが、
ポジティブな人は「きっと忙しくて話を聞くような状況じゃなかったんだろうな」とか、
前向きに捉えることが出来ます。
その捉え方が正しいかどうかは別にして、前向きにドンドン突き進める人はテレアポに向いていると言えます。
テレアポがきつい人の特徴
次に、テレアポがどうしても「きつい」という人について特徴を紹介します!
【特徴1】些細な一言に傷ついてしまう
テレアポでは心無い言葉を浴びせられることもあります。
こちらから発信している以上、仕方のないことかも知れませんが、
相手の些細な一言がずっと気になってしまう人はテレアポ営業には向いていないです。
こちらに非があれば反省して次に生かす、特に非が無ければさっさと次に進む、
これくらい割り切って行う必要があります。
【特徴2】ネガティブに考えすぎる
テレアポは中々成果が出ないのでネガティブ思考に陥りやすい仕事ではありますが、
ネガティブが長く続く人はテレアポ営業には向いていません。
ネガティブ思考が悪い訳ではありませんが、営業は考えすぎたところで答えがない世界でもあります。
ネガティブをポジティブに変換できないとテレアポは続けられないと思います。
【特徴3】他人と競争するのが苦手
架電件数やアポ数などランキングにして競争を促す会社もあります。
1位を取りたい!など意欲が湧く人もいますが、競い合うのが嫌いな人はテレアポがきついかも知れません。
必見!テレアポがきついときの対処法5選
ここまでテレアポがきつい・きつくない人の特徴を説明しましたが、
実は私はテレアポが「きつい」方の人間でした笑
もともと理系で黙々と作業するのが好きタイプで人と会話するのも慣れていませんでした。
テレアポ営業を始めた当初は、お客様の些細な一言で傷ついたり、自分の言葉が相手を不快にさせてないかな?などネガティブなことばっかり考えてました笑
そんな私が「きつい」と感じたときに対処した方法を解説します!
【対処法1】トークスクリプトを変える
単純作業の繰り返しできつくなったら、トークスクリプトを変えてみましょう!
トークスクリプトを変えてアポ獲得率がどう変化するか?通話の分数がどれくらい伸びたか?なども集計してみましょう!
そういったところは理系の実験っぽくて私は割と楽しめましたね!
単純作業の繰り返しになりにくくなるのでおススメです!
【対処法2】心理テクニックを使ってみる
テレアポはトークスクリプト通りに会話が進むとは限りません。
普通の会話っぽくなることも多々あるので、心理テクニックも覚えておきましょう!
テレアポに有効なバックトラッキングというテクニックがあります。
これはいわゆるオウム返しのことで相手に親近感を与えることが出来ます。
例えば、このように使います。
購入後のサポートはどうなりますか?
ご質問ありがとうございます。購入後のサポートについてのご質問ですね。購入後のサポートは〇〇…
このように、相手が使った単語を返しで使うと、相手は自分の話を聴いて貰っていると感じて安心感や信頼感を得ることが出来ます。
こういったテクニックも取り入れてみると結果も徐々に出てくるのでおススメです!
【対処法3】ストレッチして血流を良くする
テレアポがきついなと思ったら、ストレッチして深呼吸してみましょう!
椅子に座りっぱなしなので、血流が滞りやすい仕事でもあります。
必要な酸素や栄養素が筋肉に運ばれず、肩こりになったり冷え性になったりするので注意しましょう!
【対処法4】断り文句をコレクションする
断られたときにお客様の理由をExcelに集計してまとめてみましょう!
どういう理由で断られることが一番多いのか?など段々見えてきます!
また、断られる原因を分析するためにはある程度のデータが必要です。
なので沢山断られることも大切な仕事の1つです。
データ数が少ないと正確な分析が出来ませんからね!
断られ続け、成果が出なくて、きついと感じるかも知れませんが、深刻に思わずデータを集めているくらいの気持ちでいましょう!
私はこの気持ちの切り替えが出来てだいぶ心が楽になりました。
【対処法5】テレアポが上手な人を真似する
手っ取り早く成果を出すには上手な人の真似をすることです。
成果を出せるようになればきついという気持ちも和らぐのでおススメです。
真似をするときは、完璧に真似るようにしましょう。
単語、声のトーン、スピード、間、全て暗記するくらい真似ましょう。
最初は違和感があるかも知れませんが、徹底的に真似るとその人がどういう意図でそのトークをしているのか、などが分かってきます。
そうすると自分なりのアレンジを加えるときに意図が分かっているので変なトークになりにくくなります。
完全独自のやり方を生み出そうとすると失敗するので、まずは真似することに注力してみてください!
テレアポはきついけど身につくスキルはある
テレアポはきついことが多いですが、ちゃんとビジネスマンとしてのスキルが身につきます!
コミュニケーション能力が上がる
一番スキルとして身につくのはコミュニケーション能力でしょう!
コミュ力は、相手の意思・意図をくみ取って正確に受け答えできる能力です。
コミュ力は営業に限らず、全職種に必須のスキルですし、テレアポを経験することはその後の社会人生活においてきっと財産になると思います!
話術が身につく
テレアポは色々な人と会話するので話術が身につきます。
心理テクニックも身につきますし、また業界・職種特有の悩みなど色んな話を自分の中に取り入れることで、会話の幅が拡がります。
話題を広げられる、的確に応えられる、こういった人は営業以外の仕事でも重宝されるでしょう。
目標達成の技術が身につく
テレアポは目標に向かって努力すれば必ず成果は出ますし、その目標達成プロセスはとても大切なスキルです!
会社は業績という目標がありますので、年齢を重ねて役職が上がれば上がるほどこの目標達成技術は非常に重要になります。
目標を達成すればインセンティブも貰えるのもメリットですしテレアポは経験して損はないと思います!
テレアポがどうしてもきつい人は転職も考えよう
ここまでテレアポの「きつい」に対処する方法を解説しましたが、それでも「きつい」場合は無理せず転職も視野に入れましょう!
私も事務職に転職した経験もありますし、別にテレアポをずっと本職にする必要はないと思います。
私がおススメする転職エージェントはこちら
テレアポ以外の専門的な営業スキルが身につく職種も紹介してくれますし、
キャリアコンサルタントが無料で相談に乗ってくれるのでぜひ試してみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
テレアポは「きつい」仕事ですが、一生やる必要はないと思いますし、ある程度コツが掴めたらさっさと次のキャリアに進むのもアリだと思います!
もし、営業としてスキルを磨いていきたい人はこちらの記事も参考にしてくださいね!
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